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卒FIT後はビットコインがおすすめ!?普通の家庭で電気代はどれくらい?

ブロックチェーンの火付け役、ビットコインのマイニングやってますか?

卒FITの皆さん!太陽光発電が売電できなくなったときは、自宅でマイニングすれば消費できます。
でも、実は自宅でやろうと思うとかなり大変なんです。

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マイニングって何が大変なの?

部品の選定?置き場所?廃熱?
どれもこれも大変ですが、一番気にしないといけないのは、コンセントです。
なんと、一か所のコンセント当たり15A(1.5kW)までしか対応していません。
家の中で一番電力を使うのは、ドライヤーです。だいたい最大1.2kWくらいです。

これを超えると、壁の中の配線に上限以上の電流が流れ、最悪発火します。
これって、たこ足配線がダメな理由と一緒ですね。

絶対にやめましょう。

1.5kWでマイニングするにはどうしたらいいの?

この1.5kWの制限の中で、どこまでマイニングできるでしょうしょうか?
自宅でビットコインのマイニングをするには、GPU付きパソコンが一番です。

GPUなしの普通のパソコンが、最大150Wくらいです。
で、それにGPUが足し算されます。
全力で計算しているGPUの電力は、350Wくらいですね

パソコン(150W) + GPU(350W) = 500W
パソコン(150W) + GPU(350W)*2 = 850W
パソコン(150W) + GPU(350W)*3 = 1100W
パソコン(150W) + GPU(350W)*4 = 1450W

頑張ればGPU4台積めそうですね。

でも、実際は3台くらいが現実的です。
最近のGPUはPC本体の電源に専用ケーブルが必要になり、それがだいたい3台分だからです。
4台対応の電源ユニットは、ちょっとお高いのです。

卒FITの人はさらにお得?

電力契約によって変わりますが、1kWを1か月使い続けるとだいたい1万円くらいになります。
卒FITしていない場合、マイニングの結果が電気代1万円をこえれば丸儲けです。
さらに、卒FITの人は自家消費すれば電気代がなくなり、さらにお得です。

ちょっとしたお小遣い稼ぎはできるかもしれませんね。

まとめ

今回はビットコインのマイニングをについて紹介してきました。
コンセントのの電力上限 1.5kW がかなり厳しい条件だということがわかると思います。
卒FITの人は、売電するよりもマイニングしたほうが、ちょっとお得かもしれませんね!?

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