EnergyColoring 中の人ブログ

エネルギーを変えれば生活が変わる。ビル全体の消費電力の使用用途内訳をWEBダッシュボードで見える化。

賢いモバイルバッテリーの選び方【スペック編】

身近な電源、モバイルバッテリーの選び方です。

外出時、スマートフォンタブレットの命綱とも言えるモバイルバッテリーですが、自分のスマホやスケジュールに合っているものを選ばないと
無駄に重いものを持ち歩いていた!?ということになりかねません。

f:id:energycoloring:20190731000600j:plain*1

モバイルバッテリーとは?

モバイルバッテリーとは、スマートフォンタブレット、最近だと携帯ゲーム機、加熱式タバコ等の充電に利用できる、携帯できる電池式の充電器のことです。

最近では決済までスマホで行うようになってきているため、スマホアクセサリーの必需品とも言えるでしょう。

私もどこに行くにも必ず一つはモバイルバッテリーを持ち歩いています。

ポケモンGOをやると電池の減りが激しいです…

モバイルバッテリーの機能・性能

モバイルバッテリーの機能と性能を先に紹介します。

容量

モバイルバッテリーユーザの誰もが気にするべき性能、それは容量です。

容量が大きいと、スマートフォンを何度も充電できますが、
容量が小さいと、スマートフォンが満充電になる前にモバイルバッテリーのほうが力尽きてしまいます。

容量はAh[アンペアアワー]やmAh[ミリアンペアアワー]という単位で記載されていて、
AhとmAhを比較するときはAhには1000倍すると比較できます。
例: 2Ah -> 2000mAh
となります。
大きい数字が書いてあるほうが容量が大きいです。

スマートフォンのバッテリーの容量と比較してちょうどいいものを選ぶので、
スマートフォンの容量も知っておくと良いでしょう。

参考例ですが、
AppleiPhoneの場合
9to5mac.com
によると
iPhone XSで2658 mAh
iPhone XS maxで3174 mAh

SamsungのGalaxyの場合
www.galaxymobile.jp
によると
Galaxy S10で3300 mAh
のようですね。

重量

モバイル製品全般に言えることですが、持ち歩こうと思うと重量は非常に重要です。

こちらは基本的にg[グラム]で表現され、イメージもしやすいと思います。

500mlのペットボトルで重量は約500gですが、ペットボトルのように持ちやすい形じゃない場合、
思いの外重く感じることもあるかもしれないので、店頭で手にとって見るのがよいでしょう。

出力

出力はこのブログでもよく扱っている電力(W)で表現されます。

ただ、電力が実は曲者で、モバイルバッテリの場合、「流すことのできる電力」ということです。

つまり、スマホ側が十分に電力を受け取り、充電することができなければ、以下に高出力のモバイルバッテリを持っていても充電時間は変わりません。

逆に、タブレットのように普段から消費電力の大きい端末は一般的に電力を受け取ることができるので、

モバイルバッテリの電力が大きいものを選ぶことでコンセントから充電しているときと変わらぬ速度

もしくはそれ以上の速度で充電することができるかもしれません。

寸法(サイズ)

寸法は皆さん馴染みがあると思いますので特に説明はありませんが、個人的な選び方だけ紹介しておきます。

私はなるべく薄いものを選んでいます。というのも、ずんぐりむっくりした形状のモバイルバッテリは

どうしてもかばんの中で揺れた際に暴れまわるためです。

かばんからケーブルを伸ばすこともあるので、なるべくかばんの中で安定してもらうべく、

薄く広いような形状のものを選んでいます。

ポート数

ポート数はUSBの口がいくつあるか?ということです。

日常的に持ち歩くものであれば、スマホが充電できれば十分ということでポート数は1つということになりますが、

最近は、イヤホンなども無線のものが流行っていますのでコレも出先で充電したくなります。

少なくとも2ポートあったほうが何かと便利かもしれません。

ポートタイプ

ポートタイプとしてよく見かけるのがUSB(Type A)とUSB Type Cというもの

USB Type Aはいわゆる四角いUSBの口です。

USB Type CはMacBookNintendo Switchの充電などがType Cになります。

また、余談ではありますが、USB Type Cのほうが規格上は供給可能な電力が大きいため

ケーブルがあまり手元にないかもしれませんが私はなるべくUSB Type Cのものを選んでいます。

価格

最後に言わずもがなの価格です。

コレまでのスペックを全部満たそうとすると価格は高くになりがちですが、

自分に必要スペックがわかっていれば、「高ければ良いものだろう!」という思い込みにとらわれず、

適切なモバイルバッテリを選ぶことができるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回はスペック編ということで、モバイルバッテリのスペックについて紹介してきました。

モバイルバッテリでも言えることですが、電池や計測器は高ければ必ず使いやすいというわけではありません。

自分の用途や身の丈に合ったものを使うことで生活が豊かになるでしょう。


EnergyColoringでは本来高価な計測器を何個も使わなければできなかった機器毎の電力内訳を

簡単かつ安価でそこそこわかりやすく計測することができます。

工場やオフィスを管理する方に「丁度いい」を提供するEnergyColoringはこちら

www.energy-coloring.com