停電のタイプと備え
台風15号で被災された方々には心からお見舞い申しあげると共に、
復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。
先日の台風もあり、今日は起きる前に知っておきたい停電への備えをまとめてみました。
もちろん今回のように長引けば様々な物が必要になりますが、最低限備えておきたいものを載せています。
停電の種類(範囲)
停電には大きく2種類あります。
地域まるごと停電している
外を見回してお隣さんの家や、向かいのお家の電気も全部消えている場合、地域まるごと停電している可能性があります。
その時は、電力会社による復旧を待つしかありません。
自宅だけ停電している
何らかの要因で自宅のブレーカーが落ちている状態になっています。
ドライヤーをかけている時にちょうど旦那が夜食を電子レンジにかけ始めたとか…
そんなときは自宅の分電盤(ブレーカー)が落ちている可能性が高いので、安全に気をつけてブレーカーを戻しに行きましょう。
ブレーカーが落ちたことに思い当たる電気機器がない場合、どこかで漏電している可能性があるのでブレーカーを戻す際は慎重に確認しながら戻してください。
停電で困るもの・こと
明かり
夜停電すると、当たり前ですが暗くなります。
寝るだけであればある意味良いかもしれませんが、停電の原因に寄っては防災グッズを用意して避難の準備をしなければならないことがあります。
暗闇で必要なものを準備していて、怪我をしたら本末転倒です。まずは明かりを用意しましょう。
懐中電灯と室内をまんべんなく照らせるランタンタイプになるものが停電の際には便利です。
暑さ・寒さ
夏場・冬場でそれぞれかなり死活問題になるのが暑さと寒さです。
当たり前ですが、停電になるとエアコンが完全に動きません。夏場は死活問題ですね。
また、地域停電となると、近所のコンビニに行って涼むわけにも行かないでしょう。
車を持っていて燃料に余裕があれば、車に避難するのもありでしょう。
そうでなければ、部屋の空気をなるべく入れ替えて、水分補給をしつつ、熱中症にならないようにする必要があります。
また、冷蔵庫は保温能力が高いので、停電になったらなるべく開けないようにして内部の温度上昇を避けることで、
もしかしたら中身が無事に済むかもしれません。もちろん不安な場合は廃棄したほうが良いです。
続いて、冬場は冬場で問題です。
石油ストーブを持っている家庭もだんだん減ってきているかもしれませんが、電源のいらない石油ストーブは心強いですね。
持っていない場合は外出するような服装で布団に包まりなるべく体温を奪われないようにしましょう。
情報がわからない
実は死活問題で、平時に思う以上に不安です。
AMラジオ電波の停波が決まっていますが、災害情報は何らかの方法で取得する必要があります。
どれくらい待っていれば復旧するのか、近所に住んでいる親族がいればその地域のことも心配でしょう。
スマートフォンや携帯電話の電波網には無停電電源装置という大掛かりな電池がついており、停電時も電波が通じることがあります。
スマートフォンをいつでも充電できるようにモバイルバッテリーを用意しておくと良いでしょう。
また、スマートフォンには地域のラジオを聞くアプリや防災情報を取得できるアプリがあります。
ラジオアプリの代表的なものではradiko.jp
radiko.jp
防災情報アプリの代表的なものではYahoo!防災速報
emg.yahoo.co.jp
などを入れておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?先日の台風で今も千葉では復興作業が行われています。
台風の進路次第では自分の地域が停電してもおかしくありません。
被災しないにこしたことはありませんが、この記事が防災対策のきっかけとなれば幸いです。