その運動、まるっと発電に使うと何ワット??
運動してますか?
運動した結果がお金になるなら、モチベーションもあがりますよね。
では、運動を発電に使うとどれくらい儲かるか考えてみましょう。
自転車を使った人力発電
少し古い情報ですが、高知工科大学の例ですが、
『コアレス発電機に取り換えたところ,人力で200W~300Wが簡単に出力できること, 瞬間最大では600Wまで発電できることが実証』とあります。
http://www.kochi-tech.ac.jp/energy/manpower/manpower.html
なんか思ったよりも大きくありませんか。
自転車についているライトってそんなに明るくないですよね。
これは変換効率の高い方法をとっているからです。
高知工科大学の装置がどれくらいの変換効率かは分かりませんが、
コアレス発電機、で調べると変換効率95%のものとかがでてきます。
300Wってどれくらい
300Wとしておきましょう。
これがどれくらいかというと
- 42インチ4k液晶テレビ : 200W
- 冷蔵庫300L : 50W
- 電子レンジ : 1000W
- 洗濯機 : 200W
電子レンジは無理ですが、結構動かせるものありますね。
もちろんスマホの充電くらいは余裕でできますね。
いったいいくらになるの?
いよいよお金の計算をしましょう。
発電している間だけしか使えないのは不便ですから、
使いやすくするために蓄電をしましょう。損失を10%と仮定します。
消費電力料金は30円/kWhで計算します。
運動は30分頑張ってみましょう。
300W × 0.9 × 30/60 × 30 円 / kWh ≒ 4円
もし、1年間毎日30分漕いだら?いくらになるでしょうか。
4円 × 365 ≒ 1500円
仮に、そんな運動&充電用機器を3万で販売できたとして元を取るには20年かかります。
20年も毎日漕いでいたら元とる前に壊れてしまうでしょうね。
まとめ
1回4円。残念ながら、元を取るのは無理ですが、
自分の健康のための運動で地球に少しでも優しくしたい、
という方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
倹約とのためには発電より節電がよさそうですね。
どの用途に電気を使っているか知りたいときには、
EnergyColoringがおすすめです。
簡単かつ安価に設置できるだけでなく、
独自のAIエンジンで電力内訳も推定することができます。